なんとびっくり!光の色で栄養素が変わる!?

投稿日: カテゴリー: 食の安全コラム

当店でご提供している水耕栽培のサニーレタスは、

LEDランプの照明を利用して栽培しております。

LEDは赤・黄緑・黄色の3色に加え、最近では

青色と明るい緑色が発明され、太陽光に代わって

野菜工場の照明として使われるようになっています。

野菜を栽培するのには主に赤色のLEDランプを用いますが、

これは価格が比較的安いだけでなく、

光合成に有効で植物の成長を助けるためなのです。

 

赤色のLEDの光が植物の成長を促すのはなぜなのでしょうか。

それは、赤色のLEDの発光波長が光合成に最適だからです。

光合成は、植物の細胞の中にある葉緑素という組織が、

光を吸収することで行われます。

葉緑素は赤色LEDの発光波長(約660ナノメートル)を

よく吸収するため、植物の成長を促すのです。

 

また、サニーレタスに赤色LEDの光を当てると、

βカロテンが作られることも知られています。

βカロテンは強力な抗酸化力のある栄養素で、

体内では必要に応じてビタミンAに変換されます。

人体の粘膜や皮膚、免疫機能を正常に保ったり、

視力を維持するために必要な成分といわれています。

 

一方、青色LEDの光は実や葉を形成する働きがあり、

アントシアニンやポリフェノールといった成分が作られます。

アントシアニンはブルーベリーなどに多く含まれる紫色の色素ですが、

眼精疲労の回復や、身体に悪影響を及ぼす活性酸素を除去する

抗酸化作用があるといわれています。

 

ポリフェノールは植物の樹皮や種などに含まれる天然成分で、

こちらも強力な抗酸化作用で知られています。

体の酸化を防ぐことで、アトピー性皮膚炎・動脈硬化・

心筋梗塞・糖尿病・ガンなどの病気を予防・改善する効果があります。

ただ、青色LEDは高価なため、野菜の栽培に使われることはまれです。

 

当てる光の波長で作られる栄養素が変わるなんて不思議ですね!

是非当店でLEDで育つ野菜をお楽しみくださいね!

 

参考:キヤノンサイエンスラボ・キッズ「レタスは赤い光で育つって、ほんと?」
http://web.canon.jp/technology/kids/mystery/m_04_07.html

総合商研株式会社「LED菜園工場」
http://www.shouken.co.jp/business/ledsaien/

栄養BOX「ポリフェノールの効能 効果と注意点」
https://www.fashion96.com/supplement/polyphenol/