冬が旬の野菜として知られる小松菜。
甘みがあって、お雑煮に入れたりおひたしにするとおいしいですよね!
当店はJR総武線の新小岩駅前にありますが、
実はこの小松菜とはご近所の関係にあるのです。
小松菜は江戸時代初期に、現在の江戸川区小松川地区付近で
ククタチナ(茎立ち)を品種改良して栽培され始めたといわれています。
当初は冬にだけ収穫できることから「冬菜」と呼ばれていましたが、
江戸幕府の8代将軍徳川吉宗が鷹狩りにこの地を訪れた際に
献上されたすまし汁の中に入っており、
そのおいしさから地名を取って「小松菜」と呼ばれるようになったのです。
現在でも江戸川区小松川地区近辺では、小松菜がさかんに栽培されていて
年間4~8毛作されているほどです。
小松菜はビタミンAや鉄分といった栄養素が豊富に含まれていますが、
何といっても特筆すべきなのはカルシウムの含有量です。
小松菜100gあたり170mgもカルシウムが含まれていて、
これはなんとほうれん草の3.5倍もの量です。
カルシウムは丈夫な骨や歯を作る材料になったり、
神経を安定させる作用がありますので是非たくさん取り入れたいところです。
小松菜はアクが出にくく、あっさりとした味わいなので
醤油や味噌はもちろんのこと、バターや生クリームとも相性バツグンです。
煮物や炒め物にプラスしたり、旬の冬にはグラタンの具材にもいいですよ!
参考:小松菜Webサイト「江戸川区産小松菜とは?」
https://www.tokyo-cci.or.jp/edogawa/komatsuna/komatsuna/index.html
YAHOO!知恵袋「小松菜の名前の由来は、江戸川区の小松川の菜っ葉だから『小松菜』というんですか?」
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q148382059
ウィキペディア「コマツナ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%8A